ピン式のベルトの場合、ベルトを締めるとき、ピン式に穴を通すのにベルトをグイッと反り返して穴に入れる人が多いのではないでしょうか。これはベルトを傷める最もよくない締め方です。締めるときは、反り返さず、まっすぐ引っ張って締めるようにしましょう。また、ふだんベルトをきつく締めている人がいらっしゃいますが、これは(身体のためにもよくありませんが)ベルトにも負担が大きく、早く傷む原因となります。また、毎日同じベルトを続けて使うことは避け、数本をローテーションで使うようにして、なるべく革の疲労や消耗が進まないようにすることが大切です。

艶と革を美しい状態に保つために、ときどき市販の皮革用クリームをご使用下さい。スエードの場合は起毛が命ですから、汚れ落としと起毛を促すためにもブラシや目の細かいサンドペーパーなどでこすって手入れをします。目立たない部分でテストをしてから実行する事をおすすめします。そのほか注意する点としては、
●濡れたときは陰干しで乾かす。
●保存するときは湿度の高い場所は避ける。
●ベンジン類の使用は避けるなどを心がけてください。

●雨に濡れた!・・・・・・・・・・ 雨に濡れたときは、汚れを落とし、布や紙で水分をすいとり、形をととのえてから陰干しして下さい。天日や火で直接に乾燥させるのはさけて下さい。よく乾燥したあとは、乳化性のクリームをあたえておきましょう。なお、乾いてから丁寧に磨いて下さい。
   
●カビが生えた!・・・・・・・・ カビは、生やしてしまって手遅れになると、拭きとっ ても根が皮革の組織に入っていて、元通りになりませんので、十分に注意して下さい。カビの発生は、汚れ、湿度、温度の三つの要素がそろうと繁殖します。特に高温で湿気が多い場合は危険です。従って、しまうときは、汚れを落とし、よく手入れしたあと、乾燥(陰干し)させ、涼しい場所に保管するようにして下さい。
   
●キズが付いた!・・・・・・・・ ひっかきキズ程度の浅いものなら、乳化性のクリームを刷り込めば復活する。これをマジックペンなどでごまかすと、そこだけ不自然にテカッて余計目立ってしまう憂き目を見ることになります。
 
 
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